穴が空いた壁が「塗装壁(ペンキが塗ってある壁)」の場合は、壁穴を破損前と同じ様な状態に補修することができません。(おじさんには)
言い換えると、穴はふさげますが、表面の塗装の仕上げができません。(おじさんには)
おじさんには同じ色が作れないからです。(色合わせが難しいから。)

塗装壁でできること

塗装してある壁の場合でも、おじさんにできることがあります。
具体的に言うと、以下の通りです。

  • 塗装しないで、壁紙を貼る。
  • 色は違うが、塗装までする。
  • 下地だけ直す。
  • 下地を直し、パテまでで終わり。

塗装しないで壁紙を貼った事例

破損した塗装壁を塗装しないで、壁紙を貼った事例です。「居酒屋の踊り場の壁が壊れました。」と言うご依頼です。
お客さんには、同じ色の塗装が難しい事情を説明しました。
「わかりました。」「仕上げは『壁紙』で構わない。」ということで、壁を直した後に壁紙を貼るという工事しました。
破損した部分の石膏ボードを取り除き、今回は石膏ボードではなく、コンパネ(ベニヤ)を使用しました。(再発防止の為です。)そして、パテで表面を平らにして「壁紙」を貼りました。

客のタックルで居酒屋の壁が大きく割れた状態

再発を防ぐ意味で、コンパネで壁を補修

下地をパテで平らにし、無地の壁紙を貼って仕上げました。

塗装までした事例

塗装までした事例です。しかし、色が違う。「色が変わっても構わない。」と言うことなので塗装までやりました。
塗料はお客さんが用意したものです。

武道の稽古で大きく破損した壁

パテで平らにして、色の違うペンキで塗装までした補修

なんとなく、下まで塗装範囲を伸ばした

※この工事の詳細は「塗装壁の穴を修理|塗り直し編|大田区」で紹介しています。

下地だけ直した事例

石膏ボードの交換まで

「下地だけでも直してほしい。」というご依頼です。お客さん自身が別口で塗装屋さんを呼ぶとのことなので、パテはやりませんでした。(パテは塗装屋さんの方が上手なので)
部分的に石膏ボード貼り替えるまでで終わりです。当時は、塗装屋さんは石膏ボードを直してくれませんでした。今はどうか知りません。お願いしてみましょう。

パテまでの修繕

破損した壁をパテまでで終わった修繕事例です。「下地だけ、とりあえず直してほしい。」というご依頼です。補修作業はパテまでしています。塗装はお客さん自身でやるそうです。パテをかけると、思ったより塗装範囲が大きくなります。仕方の無いことです。

ボードをはり直して1回目のパテを掛けた状態

2回目のパテで塗装範囲が広くなった状態

まとめ(お願い)

塗装してある壁の補修はとにかく、塗料の色合わせが難しくて最後の塗装はできません。
「同系色なら何でも良い。」と言うのであれば、やぶさかではありません。
上記事例のように「穴をふさぐだけで構わない」のであれば、そのように言ってください。最初の問い合わせの際に、そのように言ってもらわないと「塗装の補修は私にはできません。」と断ってしまいます。
お気を付けください。

ポリバレンテインテリアの特徴やメリットは「HOME」をご覧ください。

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