壁穴の補修方法にパテを使って壁穴をふさぐ工法があります。
小さい穴や、へこみは、これで十分に直ります。

※壁紙にコーティング材を塗っている場合は工事できません。
コーティングについては「コーティングとは」で説明しています。

「パテで補修」のタイトル画像

パテとは

「パテ」とは、セメントの親戚みたいなものです。
パテの粉を水で溶いて練り上げます。
そして、粘土みたいになったら壁に塗ります。

しばらく放置すると石のように固くなります。
パテにはいくつか種類があり、それを巧みに使い分けて施工します。

ちなみに、パテを使うことを専門用語で「パテをかける」と言います。
親方が弟子に「おい、そこパテかけとけ。」などと言います。

個人的には、パテを掛ける作業が一番、職人の善し悪しを分けると思います。
きれいにパテを掛けるには、高い技術が必要です。

パテで補修する対象は

パテでの補修は「比較的小さいへこみ」や「穴」の場合のみです。

一見すると穴は空いていないが、手で触ると石膏ボード(下地)がフガフガと浮いている感じの場合には、パテでの補修はしません。
石膏ボードを交換します。

石膏ボードの交換については「石膏ボードの交換」で解説しています。

見た目には、穴が空いていない様に見えても、中の石膏ボードが割れているからです。

ちなみに、どちらも同じ料金ですから、どちらで対応するかは工事当日に私が判断します。

パテで補修する場合の具体事例

パテで補修する場合の具体的な状況は以下の通りです。

  • パテでおさまる程度のヘコミ
  • 直径1~3センチくらいの穴

へこみが浅く小さい場合の補修事例

へこみが浅く小さい場合の補修事例です。
穴が開いているのではなく、へこんでいる状態です。
そして、へこみも浅く、範囲も小さい場合はパテでもしっかり補修できます。

現状はへこみが浅く小さい穴です。

穴より大きく、パテで補修します。

めくった壁紙を戻して完成です。

穴が小さい場合の補修事例

穴は開いていますが、非常に小さく、壁紙の破れも少ない状態です。
下地の状況や壁紙によっては、石膏ボードを交換する場合もあります。
しかし、料金は変わりません。

現状は1センチくらいの小さい穴です。

壁紙をめくって、パテで補修します。

めくった壁紙を戻して完成です。

パテを使った壁穴補修の料金

  • パテを使った壁穴の補修の料金は「1万円から」となります。
    消費税・駐車料金・出張料は別途です。

    補修サイズや補修箇所数によって料金は変わります。
    しかし、一カ所につき1万円というわけではありません。

    補修カ所が複数ある場合は割安にします。

    ※補修カ所が複数ある場合の料金に関しては「壁紙の破損箇所が複数ある」をご覧ください。
  • 駐車料金は実費となります。
    詳しくは「駐車料金に関して」をご覧下さい。
  • お支払いは工事当日に現金払いでお願いします。
    詳しくは「お支払方法について」をご覧下さい。
  • また、江東区以外に在住の方の場合は、出張料を追加でいただきます。
    詳しくは「出張料について」をご覧下さい。

パテで補修した施工事例

※壁穴の補修方法は他にもあります。「壁穴補修の案内」より、ご確認下さい。

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