このページでは壁紙を「面で貼り替える」とは、どういうことか解説します。
「部分補修では上手くいかない。」「部分補修では嫌だ。」と言う場合は、壁紙を面で貼り替えます。
また、補修用の壁紙として剥がした場所は、必ず面で貼り替えます。
面で壁紙を貼替えるメリット
面で貼り替えることで「ロッドを気にせず壁紙を貼り替えることができる。」というメリットがあります。
また、同じ壁紙がない場合に、似た壁紙を使って壁紙を貼り替えても、その違いが分りにくいです。誤解を恐れず言えば「ほぼ分らない」くらいです。
だから、壁紙を「面で貼り替える」ということは、壁紙施工の基本概念の一です。
※「ロッド」については「ロッドとは」で解説しています。
「面」の区切り
「面」は下の画像のように区切ります。A~Eのそれぞれを「面」と判断します。
部屋の「面」の区切り
「面の区切り」を色付けした部屋
どういう基準で判断するのか
具体的には、どういう基準で面を判断するのかというと、基本的には「入り隅(いりすみ)」を基準に考えます。
【注意】よく勘違いされますが、ジョイント(壁紙の継ぎ目)は区切りの対象にはなりません。
「入り隅」と「出隅(ですみ)」
入り隅(いりすみ)とは壁と壁の隅や天井と壁の隅のことです。言い換えると谷になっているところです。
ちなみに、反対に山(角)になっているところを「出隅(ですみ)」と言います。
赤い線を引いた場所が入り隅です。
青い線を引いた場所が出隅です。
「入り隅」と「出隅」をイラストで説明しています。
まとめ
面で壁紙を貼替えることで、工事規模を小さく押さえることができます。壁紙の補修工事をする際の大事なポイントです。
※「壁紙の貼り替え」に関しては、専用サイト「壁紙貼り替え工事はポリバレンテインテリアがお得」をご覧ください。
「面で貼り替え」の施工事例
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