大田区の賃貸物件で、便座の正面の壁を足で蹴り、破壊された場所を修復した事例です。
ポイントは壁全体をきれいに直し、原状回復費用ができるだけ少なくなるようにしたところです。
依頼内容は以下の通りです。

「賃貸物件に住んでおります。」
「石膏ボードの穴あけ部分を修復工事お願いしたいのですが、見積もりをお願い致します。」
「壁紙は、色合いが似たものを新たに貼って頂きたいと思います。」
「その分金額が上がるのはやむを得ないと思っています。」

賃貸物件で壁に穴を開けてしまった場合は、入居者自身が補修費用を負担しなければなりません。
「補修費用の負担」については「賃貸物件の原状回復ガイドラインについて」を参考にして下さい。

そして、原状回復義務を負う具体的な事例は以下のような場合です。
- 壁紙への落書き
- 喫煙によって生じた臭いや壁紙の変色
- 故意や過失による壁紙に損耗等を発生させた場合
その他の原状回復義務を負う具体的な事例は「原状回復義務を負う具体例」を参考にして下さい。
壁紙が古すぎて、似たものが見つからない
似た壁紙は、現行の壁紙2大メーカーの見本帳にはありませんでした。
見たところ、デザインや色合いから、かなり古い壁紙ではないかと思います。
何とかしなければなりません。
そこで、お客さんと電話で解決方法を話し合いました。
「壁紙が変わっても、このひどい状態を見られたくない。」
お客さんの願いは、「たとえ、壁紙が変わってしまっても、このひどい状態を見られたくない。」ということでした。
「ならば、壁紙は違うものになってしまうが、上から下まで貼り替えましょう。」ということになりました。
壁紙を上から下までしっかり貼り替えれば、全く違う壁紙を貼っても、なぜかきれいに見えます。

ポリバレンテは内心、「(この物件の場合は)この件で原状回復費用を請求されないかもしれない。」と思っています。





石膏ボードを部分的に交換する作業については「石膏ボードを交換して壁穴を補修」を参考にして下さい。
料金について

料金は2万5千円です。(消費税・駐車料金・出張料は別途)
(壁穴が大きいので)
※なお、近年建材の値上げが頻繁に行われております。
このページで表記した料金は「目安」にとどめて、随時ご確認下さい。

出張料については「出張料に関して」をご覧ください。
まとめ
工事は完璧で、きれいに仕上がりました。
最悪の場合であっても、「壁紙を貼り替えるだけ」で済むはずなので、お客さんの不安も軽減されたと思います。
工事終了後に、使った壁紙の端に書いてある品番の部分を渡しました。
もし、退去の立ち会いの際に指摘を受けたら、この品番を見せて対応してもらうように話しました。
そうすれば、残り3面の壁紙貼り替え費用で済みます。
※ただし、壁紙の品番は長くて3年しか通用しません。3年おきに全ての壁紙の品番が変わります。
仮に廃番になってしまったとしても、壁紙の貼り替え費用(原状回復費用)がちょっと増えるだけで済みます。
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即日返信します。
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